11月に控えた米大統領選の結果は今後数年間の株式市場に大きな影響を与えることが予想されます。
大統領選の結果は、間違いなく日本株にも大きな影響を与えます。
現在の強気なIPO相場も大統領選の行方で大きく流れが変わるのでしょうか。
候補者であるドナルド・トランプ氏とジョー・バイデン氏の公約内容を紐解きながら、今後の株価へのメリット・デメリットを4つの焦点から考察してみたいと思います。
※2020年10月27日最新
米大統領選挙が株価へ与えるメリット・デメリット
世界中が注目する米大統領選の投票日が目前に迫ってきました。投票日は11月の最初の月曜日の翌日と決まっており、11月3日が投票日となっています。
今回は直前に迫った大統領選について、以下の4点について考察を交えながら解説していきます。
・追加経済対策の行方は?
・大統領選後は株価が上がりやすい?
・米大統領選が日本経済に与える影響は?
米大統領選の株価への影響【メリット】
米大統領選の結果が株価に大きな影響を与える一番の要因は税政改革であると考えます。
テレビ討論会でもこの点についてはトランプ・バイデン両候補が激しい討論を繰り広げました。
論点としては富裕層・企業に増税を求めるバイデン氏と、更なる減税と米国の雇用確保に尽力したいトランプ氏の税制改革です。
トランプ氏は過去最大規模となる減税をすでに進めています。
具体的には法人税を35%から21%まで引き下げました。これはレーガン政権以来の歴史的な税制改革と言われています。
法人税が減税された理由は簡単です。減税により企業の利益が増加するので株価は非常に上がりやすくなります。
これに対しバイデン氏は増税をしていく方針です。
法人税を28%に引き上げ、富裕層へのキャピタルゲイン課税の引き上げを掲げています。
単純に法人税率だけを考えるのであれば、バイデン氏が当選した場合は企業の株価上昇を後押ししていた法人税が高くなるので株安になる可能性も否定できません。
しかし、この増税は大規模なインフラ投資を行う布石であり、長期的に見ると株価上昇の起爆剤になるという意見もあります。
まとめると、
・バイデン氏が選出された場合は長期的な株価上昇につながる。
現状、どちらの候補が当選したとしても株価が大きく値を下げることは無さそうです。
追加経済対策はいつ実施される?
米国の追加経済対策の与野党協議が現在、難航しています。
また、新型コロナウイルスの感染が再度拡大している警戒感から、株価の上値が非常に重い相場が続いています。
私が保有している米国のハイテク株はレンジ相場を展開し、ここ数週間は大きな動きがありません。当面は日経平均株価についてもレンジ相場が続くと考えています。
10月20日にトランプ氏が大規模かつ包括的な追加経済対策を支持する考えを示していますが、この法案が通れば2兆2000億ドル規模以上の追加経済対策となるので株価は大きく動くでしょう。
この追加経済対策が大統領選前に議会を通過するかが焦点になりそうですが、依然として上院共和党は追加経済対策に繰り返し反対を表明しています。
追加経済対策について米与野党協議で、何らかの合意に至ることが出来れば米大統領選にも大きな影響を与えると考えます。
大統領選後は株価が上がりやすい【デメリット含む】
米大統領選挙の翌年は株価が上がりやすいという統計があります。
実に、大統領選挙の翌年の株価は「上昇8回、下落3回」と株価上昇が大きく上回っています。
前回のトランプ大統領が初当選したときは13%も上昇しました。
しかしながら懸念材料(デメリット)もあります。
今回は、新型コロナウイルスの影響で「郵便投票」が多くなると予想されています。トランプ氏は郵便投票に大きく難色を示していることもあり、敗戦が決まれば間違いなく大きくもめる可能性が高くなる。
過去にも2000年にブッシュ元大統領とゴア氏の選挙戦は、集計のやり直しから裁判となり大統領選の結果が出るまで1カ月以上を要しました。
トランプ氏がただ黙って敗戦を認めるとは考えにくいので大統領選の結果が長期化することも予想されます。
こうなると株価低調が長期化することも考えられます。
米大統領選が日本経済に与える影響は?
結論から伝えるとどちらが大統領になっても、米国経済の成長率予想は大きく変わらず日本株に与える影響もプラス面に働くと考えています。
トランプ氏が再選すればこれまで同様に株価は継続的な上昇を続けるとみられていますし、石油や産業部門での規制緩和を受け関連銘柄は上昇するでしょう。
一方で、バイデン氏が当選した場合には環境関連銘柄が一気に上昇を始めると考えています。
長期的な目線で見ると両候補に政策の差はあれど、経済成長を続けていくことに関しては一致しそうです。
こうなると日経平均も米国の経済成長に後押しされ、長期的目線でみれば上昇トレンドを維持していきそうです。「IPO相場」に関しても大きく場を崩すことはなく、むしろ、新しい生活様式にマッチさせた業種が台頭し、来年以降もより盛り上がりを見せると考えています。
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まとめ

米大統領選を経て、追加経済政策・新型コロナワクチンの有効性実証で新たなステージに相場は移行しそうです。
今回は、米大統領選挙が株価へ与えるメリット・デメリットを4つの焦点から考察しました。
米大統領選はアメリカだけでなく日本の株価にも大きな影響を与えます。
結果的にはどちらの候補が大統領に選ばれても、米経済成長は今後も続くと考えています。投資するセクターこそ考える必要がありますが、投資スタンスは変わらず米国株投資を続けようと考えています。
米大統領選と並行して追加経済政策・新型コロナワクチンの有効性実証とワクチン導入が決まればより大きく株価が動くことは間違いありません。
こうなると日本の株価への影響も好意的なものとなるでしょう。
「IPO相場」もより一層盛り上がることを期待したいです。
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