「IPO当選しません……」という声が私のフォロワーさんから聞こえてきます。
IPO投資は限りなくローリスクでミドル・ハイリターンに近い投資法です。最近では幅広い層の投資家に人気があり、IPO相場の過熱ぶりも相まって人気に拍車が掛かっています。
結果、「IPOが以前より当選しなくなっているのは事実です」
では、打開策はあるのでしょうか。
※2020年10月08日最新
IPOに当選しない理由
私がIPO投資を始めた6年前と比べても当選する回数は減ったように思います。
これはIPO相場の過熱による参加人口増加が大きな要因といえます。
特にここ数年はIPO上場&セカンダリー人気でIPO株は、公募価格に対する初値の騰落率が極めて高くなりました。
直近では、初値テンバガーを達成したヘッドウォータース(4011)や初値形成後に大化けしたティアンドエス(4055)が記憶に新しいと思います。
28,560円 (公募価格比+26,160円 +1,090.0%)
・ティアンドエス(4055)
7,010円 (公募価格比+4,210円 +150.4%)
上記以外のクラウド・IT関連銘柄も軒並み初値高騰しており、近年稀にみるほどIPO相場が過熱しています。
コロナ初期の3月を除けばIPO銘柄の勝率は9割近く、初値の騰落率が100%、時には200%以上を上回るとなれば、もはや、IPO投資をやらない理由が見当たりません。
しかしながら、結果としてIPOに当選する回数が減りました。
イメージとしてはコンスタントに「ヒット」を打つのではなく、一撃の「ホームラン」を狙う感じで抽選に参加している状態です。
IPOの当選確率はどれくらい?
IPO投資はもともと、当選確率は高くありません。
IPOの当選確率は、主幹事証券会社、平幹事証券会社、証券会社毎の特性によって変わります。
プラチナIPOクラスになると当選確率は0.1~0.3%程度で、大型IPOとなると規模にもよりますが5~10%程度となります。IPOの当選確率は決して高くはありません。
高くない当選確率に拍車を賭けて投資家が群がるのですから「当選」を諦める人もいるかもしれません。
しかし、IPOの当選確率を上げる秘訣はいくつか存在します。
IPO当選確率を上げる秘訣5つを紹介
主幹事証券会社や前受け金不要の証券会社から抽選に参加することは、もはやIPO投資において常識です。それ以外のことをしていかないと当選確率は上がりません。
年々、当選確率は減っていても下記の秘訣は、まだまだ有効な手段ですので必ず最後まで読んでください。
それではさっそく見ていきましょう。
当選確率を上げる秘訣5つは次の通り。
秘訣2:時間差で確率UPさせる!
秘訣3:穴場証券を確実に狙う!
秘訣4:多くの証券口座保有は必須事項
秘訣5:店頭証券会社で大型IPO参加!
秘訣1:証券会社独自のルールを活用!
IPOで当選確率を上げるためには、各証券会社の独自ルールを活用しましょう。
IPOチャレンジポイント
SBI証券の「IPOチャレンジポイント」は現在キャンペーンも行っていますが、ポイントを貯めればいつかは必ず当選出来ます。やらない理由はありません。
SBI証券

ステージ優遇措置を活用する
大和証券・岡三オンライン証券・SMBC日興証券は取引状況に応じてIPO当選の優遇措置が受けられます。
取引状況に応じたステージ優遇措置によって、当選確率が大幅に上がります。
例えば、大和証券のプレミアムサービスは、月末最終営業日に1000万以上入金が確認出来れば翌月から1年間優遇処置を受けることが出来ます。これは家族にも拡大で適用可能ですので4人家族なら全員が優遇処置適用となります。(※申請必要)
SMBC日興証券

大和証券

岡三オンライン証券

ひとくちIPOで当選確率UP
SBIネオモバイル証券の「ひとくちIPO」なら1株から抽選に応募できます!
1株からですのでリスクを抑えることが出来き、もちろん当選確率もUPします。

秘訣2:時間差で確率UPさせる!
後期型抽選方式
前期型の資金を後期型に移して同一資金で2回抽選チャンスが生まれます。
【後期型IPOの申込手順】
① ブックビル申込期間中にブックビルディング申込をする
② 購入申込期間に購入申込を済ませる←入金必要
③ IPO抽選の発表が行われる
後期型IPOの特徴は前期型IPO抽選と日程のずれがあることです。これを上手く活用する事で大きなメリットが生まれます。
例えば前期型のSBI証券で抽選に参加し、落選が決定したら住信SBIネット銀行から即座に資金を他銀行に引き出し岩井コスモ証券に移すことも可能です。
特に投資資金が少ない方にはチャレンジすると当選確率が上がります。このように後期型の証券会社には資金効率・抽選回数UPという大きなメリットがあります。
秘訣3:穴場証券を確実に狙う!
口座開設者が少ない証券会社は狙い目です。口座開設の手間はありますがその後はメリットしかないです。
大型IPO上場時には複数株当選が狙えますし、プラチナ級のIPO取扱いもあります。直近では、アースインフィニティ(7692)の幹事に丸三証券が入りました。
丸三証券

GMOクリック証券

SBIネオトレード証券

秘訣4:多くの証券口座を保有は必須事項!
IPO投資では多くの証券口座を保有することで、結果として大きな利益に結び付きます。
口座開設するのは手間ではありますが維持費・管理費はかかりません。より多くの抽選に参加することで当選確率を上げることが出来ます。
一気にすべて口座開設は大変ですが、長期目線で必須事項になります。

秘訣5:店頭証券会社で大型IPO参加!
店頭証券は多くの資金がないと追い返される怖いところではありません。
店頭証券会社のIPO配分割合の内訳は抽選が10%に対し、裁量配分は90%と非常に大きいです。す。よってIPOの入手確率はとても高いメリットがあります。
<裁量配分>
裁量配分は主に手数料の割高な店頭証券の口座が必要になります。また、頻繁に売買してくれる人にIPOを配分する事が多いと言われています。
裁量配分割合が引き受けIPO全体の90%であることは非常に魅力的です。また店頭ですと大型IPO時にまとまって配分が来ることもあります。
店頭証券会社は敷居の高いイメージですが、まずは抽選を中心にIPO投資で資金を増やし、資金が出来たら本格的に店頭証券にチャレンジ!でも良いと思います。
まとめ

IPOの当選確率は減っていますが確率を上げる対策は出来ます!
IPO人口の増加で年々当選確率は低下しています。
しかし、IPOは年間にして100社近く上場します。一回の当選で数十万の利益が出ることもしばしばです。年に何回か当選しただけでも大きな利益に結び付きます。
抽選のハードルが年々上がりIPO株を購入できるかどうかは運次第ですが、地道な努力が実を結ぶ投資法ですので出来ることから一つ一つ行っていきましょう!
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!
↓6年前に600万円からスタートし4300万円まで増えた全記録です。


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