IPO公募割れ銘柄を見極めるポイントとは?
IPO投資はローリスクでミドル・ハイリターンな初心者に優しい投資法です。ですが、リスクをしっかりと把握しないと公募割れにより予想外の損失に繋がります。
公募割れする銘柄にはいくつかの共通点が存在します。
今回はIPO投資におけるリスクについて要点をまとめながら解説します!
※2020年09月30日更新
IPO公募割れ銘柄を見極めるポイント
IPO投資の最大のメリットは初値が公募価格を上回り、大きな利益を得られる事です。
これがIPO投資の大きな魅力です!しかし、稀に初値が公募価格を下回ることがあります。
それが「公募割れ」です。
公募割れする銘柄は?
年間を通して公募割れする銘柄は全体の10%程です!
新規上場株(IPO)の銘柄はさまざまです。中には注目度や人気度が低く、初値が公募価格を下回る「公募割れ」になる銘柄が存在します!
せっかく当選して新規上場株(IPO)をGETしても、公募価格と初値の差額&手数料が損失となってしまいます。ですので、IPO投資を行う上で「公募割れ」するかどうかを見極めることが重要です。
公募割れする銘柄には共通点がある!

私も初値予想の際は公募割れするかどうかに焦点を置きます!
どんな銘柄が公募割れしやすいのでしょうか?
これまでの経験上、公募割れする銘柄にはいくつかの共通点がありました。
必ずしも当てはまる訳ではないですが、下記の5つの共通点があります!
②仮条件が下ブレ
③吸収金額がかなり大きい
④再上場銘柄or親子上場
⑤公募株より売出株のほうが多い
①東証1部、2部上場銘柄
新規上場の際、 東証1部、2部案件は人気化しにくい特性があります。
理由は単純です。
上場時の株数が多い事と成熟感から将来への急成長が期待しづらいからです。
東証1部、2部クラスの上場になると大型上場となりますので大幅な初値高騰は期待できません。
上場基準の「時価総額」の点からみても、ある程度の規模がある企業でないと上場できません。
そうなると将来への成長に観点を置くIPO投資では、期待感の薄さから資金が流入しにくくなります。
よって東証1部、2部への上場は公募割れを起こす共通点の1つになります。

大型上場は注目度は高いですが、
大幅な初値高騰は期待できず公募割れリスクも伴います!
②仮条件が下ブレ
想定価格から仮条件の範囲がきまり、最終的に公募価格が決定します。
仮条件はIPOの主幹事証券会社が機関投資家にヒアリングを行い、仮条件を決定します。
仮条件が想定価格を下回る場合は「株価が評価より高い」という判断が下されたということになります。
結果、 投資家からも評価が落ち、不人気銘柄となります。
そうなると公募割れのリスクが非常に高くなります。
③吸収金額がかなり大きい
新規上場株(IPO)は株価の需給面における優位性がかなり重要です。
同じようなスペックの銘柄でも吸収金額が小さければ人気化し、初値高騰の可能性が上がります。逆に、吸収金額が大きければ需給が悪化しますので公募割れも視野に入ります。
吸収金額は「発行価格×発行株式数」で計算されます。

大型上場の際は吸収金額とIPOスペック、市場評価のバランスを見極めて抽選に参加することが大切です!
④再上場銘柄or親子上場
親会社が子会社の筆頭株主となりますので企業グループの利益を優先することで、子会社に不利益になる場合があります。
また、子会社の少数株主がその決定を覆すことは難しいです。

子会社の株主の権利や利益を守りにくい場合があります。
⑤公募株より売出株のほうが多い
新規上場の際に、企業が新しい株を発行することを「公募株式」と言います。
これに対して、創業者などが持っている既存の株式を売り出すことを「売出株式」と言います。
この場合、「売出株式」に関しての売却分は創業者に資金が入ります。
結果として「売出株式」が「公募株式」より多い場合は、「大きな売り圧力」が入るため、公募割れの可能性が高くなります。

要は、既存の株主による利益確定イベントになってしまうからです!
まとめ

公募割れする可能性がある銘柄を見極めることが大切です!
上記5つの点に注意して抽選に参加しましょう!
IPO投資において重要な要素の一つが公募割れ銘柄の見極めです。
今回、解説した5つのポイントが一つでも当てはまる場合は注意して下さい。
複数当てはまる場合は警戒レベルで良いでしょう。
これ以外にも同日に上場する銘柄がある場合はスペック調査も必要です。
人気化しそうな銘柄であれば需給面での優劣がそのまま初値に反映されてしまうからです。
もし、判断に迷うようであれば当ブログの考察を読んでいただければ幸いです。
IPO投資は初心者にも利益が出しやすい魅力的な投資法です!
リスクをしっかり管理して安定的に利益が出せるようIPO投資を行いましょう!
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!

↓6年前に600万円からスタートし4300万円まで増えた全記録です。(更新中)

これからIPOラッシュを迎えますので閑散期のいまのうちに口座開設してIPOラッシュに備えましょう。
■IPO投資&資産運用で1,000万円稼ぐことは可能!
『IPO投資の完全マップ 基礎・中級・上級 25記事で解説』
■IPO投資のため、今のうちに口座開設して準備しよう!
『口座開設で当選確率アップへ』
■【必見】20代の方に読んでもらいたい!
『20代から始めれば1億円に到達できる資産運用3選』
■FXを始めるなら口座開設して投資に備えよう
『今ならお得な口座開設キャンペーン有り』
■スマホ一つで自動資産運用が可能です
『サラリーマン・主婦・学生必見!スマホで自動運用7選』
■私が株式投資で人生が変わったお話です。
『【おすすめ】株初心者だったOLがIPO投資で年間400万円稼ぐ手順』
■話題のインデックスファンドに300万円で爆益!?
『SBI・バンガード・S&P500の運用成績を毎日更新』
■マイクロソフト株に400万円投資で凄いことに
『【365日更新】マイクロソフト株に400万円投資した結果凄いことに』
■SBI証券おすすめ投信
『積立NISAのリアルな運用成績を毎日公開』
■米投資信託800万円の運用で大損失!?
『【Twitter・ブログ日々更新】投資800万円の運用で大損失!?』