下落相場で逆に大きく得をすることができる株があります。
大幅な下落相場ですと持ち株が下落し、不安を強めている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時にリスクヘッジとして利用することもできます。
今回は、インバース、ダブルインバースについてメリット・デメリットを交えながら解説します!

マーケットが大荒れ時は、いつが底値なのかを図ることは難しいです!
下落相場でも行える対処法をしっかり学びましょう!
インバースとは?
「インバース」とは、日本語に訳すと「逆、反対」という意味です。
株価の大幅な下落が見込まれる際は、このインバース型の株を購入することで利益を生み出せます。
保有資産のリスクヘッジとして活用することも可能です!
また、「ダブルインバース」とは字の如く「インバース」に比べて2倍の動きとなります。
収益も、もちろん2倍になりますので短期売買を行う際に大きな利益を生み出します。

金融の分野では「インバース」は「ベア」と同義に使われており、反対(マイナス)の値動きに連動することを指します。
インバース型ETFとは?
下げ相場では「空売り」がとても有名ですが、信用取引であり口座開設、貸株料や証拠金などハードルが高いです。
しかし、インバース型ETFを買うことで空売りと同様の効果を得られます。
要は下げ相場で利益を狙うことができるのです。
大幅な下落相場で上昇する株を探すよりも、下落する株を探すほうが容易いと思います。
信用取引を行わなくても、下げ相場で利益を上げられるのがインバース型ETFです。
インバース型ETFで投資のチャンス!
インバース型ETFは、下げ相場こそ投資のチャンスとなります。
また、保有株式が大幅に下落するリスクを軽減する手段にもなります。
インバース型ETFに投資することで保有株式に含み損が発生しても、インバース型ETFには逆に含み益が発生します。
これにより、損益を相殺することができます。
さらに、ダブルインバース型ETFに投資することで2倍の利益を狙うこともできます!
※代表的なインバース型ETF
日経インバース指数に連動する日経平均ベアETF(コード1580)
日経ダブルインバース指数に連動する日経平均ベア2倍ETF(コード1360)

インバース型ETFのメリット

インバース型ETFを知ることで投資の幅が大きく広がります!
①下落相場で利益を上げることができる!
前項でも説明したとおりですが、下げ相場を投資のチャンスにすることができます!
下げ相場になると何もできない状況に陥りがちですが、インバース型ETFを買うことで投資のチャンスを得られます。
現物取引ですので初心者でも比較的扱いやすいです。
②リスクヘッジに使える
保有株式の下落を予測した場合、インバース型ETFはリスクヘッジとして効果があります。
リスクヘッジしなければ損失は大きく膨らみますが、ヘッジすることで応急処置が可能になります。
これにより、相場の方向性を見極めるための様子見も出来ます!
③信用取引を使わない
インバース型ETFは信用取引ではないです。
そのため、信用口座も不要です。
貸株料などの余計なお金もかかりません。
また、空売りは株価が上がり続ければ損失は無限大(青天井)になり元本以上の損失を被ることもあります。
しかし、インバース型ETFはどんなに損失が膨らんでも元本以上のお金は失いません。

インバース型ETFのデメリット

便利なインバース型ETFですが注意点もあります!しっかり押さえましょう!
①予想が外れれば損失を被る
下落相場と予想し、インバース型ETFを購入しても予想が外れれば大きな損失を被ることはあります。
また、ダブルインバース型ETFであれば日経平均が1%上昇すれば、日経ダブルインバース指数は2%下落します。
短期的に大きな利益を狙える分、諸刃の刃であることを忘れてはならないです。
②長期保有には向かない
インバース型ETFは仕組み上、1日の値動きがマイナス1倍になっても長期間で見ると必ずしもマイナス1倍になりません。
つまり長期保有すると、上下変動によって少しづつ乖離(かいり)が生じ利益が減る可能性が高いです。
そのため、インバース型ETFは、短期的な下げ相場向きのETFになります。

インバース型ETFは、下落相場を見極めて短期取引で行うのが有効です!

まとめ

下落相場でも出来ることはありますので、手札は多く用意しましょう!
今回はインバース型ETFの特徴、メリット・デメリットについて解説してきました。
インバース型ETFは下落相場で利益を生み出すことができます。
歴史を紐解いても1929年ウォール街大暴落、1987年ブラックマンデー、2008年リーマンショック等、
世界的な金融危機は幾度も起きています。
2020年コロナショックもインバース型ETFを活用することで投資の幅が広がると思います。
しかし、インバース型ETFの特性をしっかりと理解する必要はあります。
長期保有には向かず、上げ相場になると損をします。
下落する局面を見極めて短期取引で利益を生み出すように努めてください。
また、リスクヘッジとして大切な資産を守るためにも、インバース型ETFをしっかりと理解しておきましょう。
相場はいつか好転します!
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!

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