
2019年のソフトバンク(9434)株価はどうなっていくのか?
今回の上場で長期塩漬けになった個人投資家も多いと思います。
大規模通信障害・PayPay・ファーウェイ問題に対する今後の対策が気になるところ。
今回は2019年に向けたソフトバンク(9434)今後の展望についての記事となります!
1.大規模通信障害で解約増!2万件にも及ぶ

大規模通信障害によるソフトバンクへの不信感は2019年も続きそうです
累計で1万〜2万件程度の解約があった
12月19日の上場記者会見にて宮内謙社長は、大規模通信障害での影響について障害発生から5日間は解約件数が増加し、累計で1万〜2万件程度の解約があったと発言しました。
私生活においてスマホが使用できない恐怖は多くの利用者に強い影響を与えました。
今回は企業においても影響を受けた事象は多く、通信事業者の今後の課題として浮き彫りになった形に。
管理人の周りでも今回の件を機に格安SIMに切り替えを考えている声を聞きました。
来春にはNTTドコモの値下げも控えたこの段階で、解約増は大きな悪材料となってしまいました。
ソフトバンク通信障害、再発防止策発表

大規模通信障害の再発防止策を発表!TE交換器などのマルチベンダー化を進める方針に!
大規模通信障害発生当初、2時間以上も原因がわからず、原因究明後も復旧で更に2時間以上の時間を要しました。
結果的には4時間25分にも及び通信障害を発生させる形に。
原因は全国のエリクソン製のLTE交換器が一斉にソフトウェア証明書の期限切れを起こしたとのことです。
これによりLTE交換器に関してもエリクソンに頼りすぎていた事を問題視し、今後は一元化せずにマルチベンダー化することで大規模通信障害の再発防止に努めるとしています。
今回はエリクソン製ソフトウェア証明書の期限切れが原因でしたので凡ミス感は否めません。
そちらの対策も視野に入れて欲しいところです。
2.PayPayの早期キャンペーン終了とカード不正利用について

100億円あげちゃうキャンペーンは人気が殺到しわずか10日でキャンペーン終了に!
PayPayとは?
ソフトバンクとヤフーは共同出資し、QRコード決済サービスPayPay(ペイペイ)のサービス開始しました。
支払い方法はQRコードをスマートフォンのカメラで読み取って金額入力!もしくはバーコードを店員さん読み取ってもらい支払う2通りになります。また、PayPayは決済だけでなくPayPay間で送金も可能です!
ソフトバンクは「スマホ決済におけるユーザー数ナンバーワン、加盟店数ナンバーワンのサービスを目指す」としています!
キャンペーン早期終了とカード不正利用
スマホ決済における市場拡大と認知度UPのために12月に「100億円あげちゃうキャンペーン」を実施しました。
概要としてはキャンペーン期間中、PayPay加盟店にてPayPay決済でお支払いいただいた方に対し、PayPay決済利用金額の20%相当のPayPayボーナスを付与するというもの。
PayPayに関しては使用できる店舗数も多いので家電製品などの高額商品を買う場合であれば大きなメリットとなります。
しかしこの「100億円あげちゃうキャンペーン」はわずか10日でキャンペーン予算を使い切ってしまいました。
管理人においてはダウンロードするだけでも500円を貰えるのですが、そこで満足して完全に乗り遅れた形となります(;´∀`)ハヤスギルヨ
また、同時期にクレジットカード登録設定においてセキュリティー管理に穴があり、不正に入手したカード情報を利用されるという事象も発生しました。
宮内社長はこれらの件に関しては「ご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます」と陳謝し、システムに関しては既に改修完了との発言を行いました。
それにしてもソフトバンクはスマホ決済に関しても、目の付け所は流石なのですが毎度詰めが甘いところが多々見受けられます。
しかし良くも悪くもPayPayの認知度はかなり高まりました。テレビCMでの宮川さんのインパクトも大きかったですしねヾ(‘-‘*)
今後は更なる普及が求められますが、キャンペーン第二弾も期待したいところです。
3.ファーウェイ排除の今後は?
ソフトバンクはファーウェイ、ZTE製の通信設備の使用については、日本政府の正式なガイドラインを待つ姿勢を明らかにしています。
現段階では通信機器の排除について決断をしていないとしながらも、さまざまな選択肢を検討していると発言しました。しかし、今後はヨーロッパのベンダーに置き換える事も示唆しているようです。
気になるのはベンダーの機材置き換え時の費用ですが、数億円前半とのことですので大規模な損失にはならないとのこと。
ファーウェイに関しては以前から中国政府との癒着が問題視されています。
これによりスパイ行為の可能性を指摘されているので、国際的にもファーウェイ排除の勢いは2019年も続きそうです。
実際のところ、アメリカが言うようなファーウェイとZTEの製品にはウイルスが仕込まれている事実は確認されていません。
またサイバー攻撃に利用されている根拠もないのですが、アメリカ政府の意向に日本も従わざる得ない状況が2019年も続きそうですね。
ソフトバンクは、現行端末に関してファーウェイ製品を販売していますが今後はより一層締め出しが厳しくなるでしょう。
ファーウェイ端末からの脱却か継続かは株価にも大きな影響を与えそうです。
まとめ
2019年も大規模通信障害やファーウェイ騒動などによる問題が山積みとなります。
平成最大規模の上場ということで大きな注目を集めた中での公募割れ、初値形成後の急落でした。
しかし、ソフトバンクの株価に関しては先週の世界同時株安の際、下げ幅は限定的であり市況に左右されない強さは証明されました。
2019年の展望ですが現段階で、株価を大きく底上げできるような材料は皆無に等しいです。2018年に発生した問題の解決策に一つ一つ取り組むことで悪材料を減らし、微量ながら株価の回復に努めていく展開が最良かと思われます。
2019年に関してはアメリカの市場の低迷から世界経済の鈍化も予想されています。これによりソフトバンクの株価も低迷を続けるかもしれません。
しかしそんな状況だからこそ、起死回生の一手を鮮やかに打ってほしいものです。
最後まで読んで頂きありがとうございましたヾ(‘-‘*)
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