
ソフトバンク(9434)IPOが本日上場しました。
公募価格を下回り1,463円で初値が付く結果に!
そして、初値形成後は一気に値を下げ後場の終値はまさかの1,282円となりました。
寄り前の気配を見た瞬間から嫌な予感はしていましたが残念な結果に・・
今回はソフトバンク(9434)IPOの上場と今後の展望についての記事となります!
公開価格に触れることすらできず!

過去の大型上場をみても公募価格に触れることすらできなかったのは稀です。
上場までに悪材料を打破することは出来ず。
ソフトバンクIPO上場はそれまでの悪材料続きだった状況を最期まで打破することはできませんでした。
結果、平成最大規模のIPO上場は公募割れという形で初値形成することに。
初値で計算した時価総額は7兆35億円にもなります。これは国内の時価総額で比べると、7位に相当する規模になります。
上場までのプロセスを考えると、上場中止が囁かれていたほど悪化していたので、なんとか上場に漕ぎつけたましたが残念です。
また、その後は大きく暴落しています。
今回は普段証券会社で買わない個人投資家も多く絡んでいたので、公募割れがトリガーとなり売りが増加した背景がありそうです。
また、その後も前場で買った個人投資家が株価の戻りが弱いのを見て損切りをしている感じにも見えます。
過去の大型上場を見ても公開価格に一回くらいは触れると考えていたのですが、このままでは厳しそうです。
1300円前半で機関投資家の大きな買いが入ったようですが、これだけの規模を考えるとまずは1400円を目指す展開が現実的だと思います。
2.個人マネーの動き鈍る恐れ

今回の上場で個人投資家の多くが塩漬けとなり資金の動きが鈍る懸念も。
後場で1200円台に突入!
今回のソフトバンクIPO上場は初値が公開価格を下回りその後も暴落を続けています。
後場に置いては1200円台まで落ち込みました。
ソフトバンクIPOは個人投資家を中心として販売されていました。
もちろん5%の配当目的で長期保有を考えている個人投資家も多いと思います。しかしながらそれ以外の個人投資家の資金が長期で塩漬けされる可能性が出てきました。
1300円前半で取引終了となると、公募価格の1500円付近まで持ち直すには相当大きな材料が必要となります。
こうなってくると初値売りも視野に入れていた個人投資家が長期保有の高配当狙いにシフトチェンジすることが予想されます。
これにより今後の市場でのマネーの動きが鈍る可能性があり大きな懸念となりそうです。
3.ソフトバンクIPO今後の展望は?

後場は下げ幅が拡大し個人の売りが続きました。
公開価格が割高だったとの見方も
ミョウジョウ・アセット・マネジメントの菊池真代表取締役は、公開価格が割高だったとの見方を示しました。
今後の展望についても大きく成長するというよりも現状が維持できれば御の字と発言し、「1300円台は仕方ない」と分析しました。
上場資金の使い道と今後の展望について
ソフトバンクグループは今回の上場で得た資金をAI(人工知能)などの先端技術を持つ企業への投資に使うと発表しています。
また、ソフトバンク代表取締役社長執行役員兼CEOの宮内謙社長は「成長と配当を維持したい」と発言しました。
配当利回りが5%を超える銘柄は少ないので、1300円から下げれば買いを狙う機関投資家も多いと思います。
しかしながら、配当利回りが良くても今後の業績に関しては大きな懸念材料ばかりです。
政府による携帯電話料金値下げによるNTTドコモとの価格競争、ファーウェイ騒動による今後の懸念、また楽天の新規参入による顧客流出など不安要素が多い船出です。
今後の見通しは現状不透明と言わざるを得ないので塩漬けが続く可能性は否めません。
まとめ
ソフトバンクIPO上場はとても残念な結果となりました。
後場の終値は1200円台まで落ち込み、上場初日は1282円で終了。
公開価格を15%も下回りました。
大規模通信障害やファーウェイ騒動で連日の悪材料続きでした。結果、上場に大きな影響を与えてしまったようです。
管理人はIPOの鉄則に従い初値売りでフィニッシュでした。
公募割れを予想していた投資家も多かったとは思いますが、管理人を含めTwitter上では失望感が凄かったです。
初値が公募割れせずに推移すれば少しは状況も違ったと思いますが、この展開は一番キツイですね。
ソフトバンクは明日以降もこれといって大きな材料がないため上値が重たくなる展開が予想されます。
地合いと共に少しでも株価が上昇に推移してくれればよいのですが。。
逆に、kudan(4425)は予想されたように初値は付かず持ち越しとなりました。
明日以降で更に大きな買いが集まり市場を少しでも活性化して欲しいものです。
最後まで読んで頂き有難うございました!
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