
ソフトバンク(9434)IPOの上場がいよいよ今週となりました。
SBI証券での大量当選など購入を最後まで悩んだ個人投資家は多いのではないでしょうか。
怒涛と混乱の申込期間が終わり、後は上場を残すのみとなったソフトバンク。
初値は上昇するのか?それとも公募割れ濃厚?
今回はソフトバンク(9434)IPOの最終的な初値予想の記事になります。
平成最大規模の上場がいよいよに19日に迫る!

ソフトバンク(9434)IPO上場までの道のりは平坦なものではありませんでした。
管理人はこれまでの大型上場の中でも一番悩んだIPOとなります。
ソフトバンクIPO上場これまでの経緯について
平成最大規模となるソフトバンク(9434)IPOは19日に東証1部に上場します。
2兆6000億円という巨大な規模での船出でしたがブックブルディング終盤にまさかの、大規模通信障害発生で3千万回線が4時間半にわたって通話や通信できない異例の事態に。これにより個人だけでなく企業にも大きな影響を与えました。
その後、ソフトバンクとは関係の深いファーウェイ騒動が突如勃発しました。
上場を控えた慎重な時期であるため、現在の通信機器に加えて、「5G」の採用も見送るという異例の即断で北欧製に切り替えることになりました。
この様な経緯を経ての購入期間突入であったため、国内の証券会社は連日対応に追われ多くのキャンセルにも見舞われた形となったしまいました。結果、これまでの大型新規株式公開(IPO)に比べ応募倍率は低くなってしまったようです。
1.ソフトバンク(9434)IPO、海外機関投資家からの需要は3倍も!?

国内の機関投資家の需要は約2倍の需要があり、海外の機関投資家にいたっては3倍も需要があったようです。
機関投資家からの印象は好意的!
ソフトバンク(9434)IPOの海外機関投資家からの需要は、売り出し割当数の3倍以上もあるとの情報が流れました。
複数の関係者からの匿名による情報ということです。
機関投資家からの需要が強ければ長期投資をメインにしているので、初値での売り圧力は限定的となる可能性があります。
また、高配当利回りを謳うソフトバンク(9434)IPOは個人投資家からの長期保有も期待出来ます。
こうなると上場初日の下げ幅はかなり限定的なものになると思われます。
それにしても、上場前の悪材料ばかりが目立っていたのに機関投資家の需要が3倍とはビックリしました!
引き受け主幹事には600億円の手数料!
引き受け主幹事証券には合計で600億円超の手数料が支払われるようです!
平成最大規模の上場ですから、手数料の額も半端ないですね!
これだけの規模と注目度ですから証券会社もなんとか公募割れは避けたいところ。
SBI証券での大量当選を踏まえると、個人投資家の上場初日の売り圧力はかなりの勢いになる可能性があります。
売り圧力に負けず、なんとか支えて欲しいところですね。
2.グレーマーケットでは公開価格の1,500円超えの情報も!

グレーマーケット情報をまとめると1,500~1,580円あたりのようです。
大型IPOでは恒例となるグレーマーケット情報
郵政三事業上場時も初値考察の指標となったグレーマーケット情報ですが、公募価格以上の買い注文が入っているようです。
公開価格を超えているという結果は上場に向けて大きなプラス材料になります。
正直、管理人を含め、購入したのは良いけど上場に向けて不安を感じているIPO投資家は多いと思います。
郵政三事業上場時もグレーマーケット以上の初値を付けていましたので、ひとまずは公募割れの可能性は少し軽減できたのかなと思います。
グレーマーケットでの価格は大きく上昇してる訳ではないですが、今回は複数枚当選している個人投資家も多いです。
少しの上昇、下落でも与える影響は大きくなるので、今回の結果は大きなプラス材料として捉えたいです。
3.SBI証券、大量当選による混乱

抽選日にネット上で確認した最大当選量は7万株以上でした!
SBI証券の大量当選発表は多くの個人投資家に不安と恐怖を抱かせたと言わざるをえません。
SBI証券のIPOルールは資金量により申し込んだ分だけ当選の可能性があります。今回は申し込んだ株数の全てが当選していた個人投資家も多く、数千株~数万株の当選報告でネット上は溢れていました。
本来ならばIPO当選は喜ばしい事ですが、この状況に直面して感じることは恐怖のみです。
そしてそれを見た、SBI証券以外で当選した個人投資家にも大きな不安を抱かせてしまいました。
管理人自身も投げ売り同様で当選している株を上場日に誰が買うのか?正直、不安になったのを覚えています。
当然のことですが、このこの状況を見てキャンセルした人はかなりいると思います。
更に追い打ちが・・・
まさかの当選数が大幅に増加している現象まで発覚。
SBI証券によると当選枚数を過小に伝達していたのが原因とのことですが、大幅なキャセル量により当選株数をわざと増やしたようにも見えてしまいます。
このような事態は前代未聞であり、それまでの悪材料で判断に迷っていた個人投資家にとって、大きな決定打になりました。
これでは他社で当選したソフトバンク株までキャンセルする個人投資家が出ても不思議ではないです。
その後、SBI証券から一部の個人投資家がソフトバンクIPOの株を購入したいという問い合わせが殺到しているという情報が流れました。
キャンセル分を捌ければよいのですが・・・

冷静に考えてみると・・・
今回は悪材料が多く出たタイミングと重なったしまった為に、大量当選に違和感を覚えてしまいました。
しかし、SBI証券の引受株数を考えると数千株の当選はあり得る結果だったかもしれません。
今回のソフトバンク上場に関しては要点でのタイミングの悪さが際立ってしまったようです・・・
最終的初値予想!!
今回のソフトバンクIPO上場は、当ブログでも公募価格から10~15%程は上昇すると予想していました。
しかし連日の悪材料の噴出で公募割れになってもおかしくないほどの状況に陥っていたのも事実です。
ここまで当選を素直に喜べず不安の多いIPOは初めてかもしれません。
これ以上の悪材料が出ないことを祈りますが、
現時点での最終的な初値予想は・・・
1,500円~1,550円の範囲内で予想します!
恐らく初値が公募価格を割る可能性は低いですが、初値形成後は下回る可能性も十分にあります。
上場当日は寄り前気配に大きな注目が集まり、その結果を踏まえてポジションを構える方も多いかもしれません。
朝から板を見るのが恐ろしいですが、一瞬で目が覚めそうです(笑)
ちなみにソフトバンク上場まで様々な記事を書かせて頂きました。拙い文章ながら多くの方に読んで頂き感謝しております。
皆さまの生活を豊かに出来るような記事が書けるよう尽力していきますので、今後もよろしくお願い致します。
最後まで読んで頂き有難うございました!ヾ(‘-’*)











IPO当選確率を上げるために!
IPO抽選に当選する確率を上げるためには、可能な限り多くの証券口座を開設するのが一番です。
該当のIPOを取り扱う証券会社は全て申込することをお勧めしますが、資金に制限がある場合は主幹事の証券会社から優先して申し込みすることをオススメします。
主幹事の証券会社は一番多くIPO株を売り出すことができるため、平幹事の証券会社から申し込むよりも当選確率は高くなります。
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