毎年のように上場候補に名前が挙がるのがJR貨物です。
今回はJR貨物の概要と上場時期、株価への影響について解説したいと思います。
※2020年10月04日更新
ドライバー不足で悩む運送業を救うのはJR貨物?
近年、勤務形態のブラック化が取りざたされ重大事故も報道される中、深刻なトラックドライバー不足に悩む運送業。
これにより以前のような長時間勤務ができず、収入が激減し仕事を辞める運転手も多く人手不足に拍車をかけているようです。
私の子どもの頃はトラック運転手さんは大きな車を運転して見た目も男らしく凄くカッコイイなという印象でした。
しかしながら最近は草食男子も多いせいか若者の車離れはとても深刻のようです。また、運転手の高齢化も進み、トラック運転手は2006年の92万人をピークに減少の一途を続けているとのこと。
これに輪をかけて国が安全面を考慮して昨年1月から運転手の労働時間超過の罰則を厳罰化。結構深刻な局面に直面しています。そんな人手不足の運送業界を救う救世主がJR貨物です。
トラックドライバー不足は株価にも影響
そしてトラックドライバー不足は株価にも直結してくるんです。
ご存知の通りオリンピック招致決定から都心部を中心に急速なインフラ整備を政府は進めています。現在は近年稀に見るほどの建設ラッシュが続いています。
私の住む横浜市でもみなとみらい地区にアリーナが出来ました。
関係性は不明ですが通勤時に連日トラックが往来しています。
そこでも深刻な問題となっているのがトラックドライバー不足なんです。
建設関連資材を運ぶトラックドライバーなくして社会インフラの整備は出来ないですからね。
予想されるトラックドライバーの需要人数は約92万人ですが、このままだと10万人もドライバー不足が予想される状態に。
これが現実味を帯びてくるとインフラ整備や建設に遅れが顕著に表れ、オリンピックも影響を及ぼすだけでなく、建設業界で工事が中断するといった事が予想され、そのまま株価に直結してくる可能性が十分にあります。
そんな日本の物流を救う可能性の一旦としてJR貨物が浮上してくるのは当然の流れなのかもしれないですね。
JR貨物について
正式名称は「日本貨物鉄道株式会社」です。
1987年4月1日に旧・国鉄から分割民営化で鉄道事業を引き継ぎました。現在のスローガンは「環境のために。社会のために。価値を運ぶネットワーク」です。
事業形態はコンテナで運ぶ「コンテナ輸送」と、専用貨車で運ぶ「車扱輸送」の2つの輸送方式で、さまざまな 輸送ニーズに幅広く対応しています。
JR貨物の特徴
遠くまで一度に大量に運べる
貨物列車26両分は、10tトラック65台分
時間通りに運べる
時刻通りに発車して、走行速度も決まっている
日本全国にあるネットワーク
全国各地に約150か所の貨物駅。1日の本数は約500本。
モーダルシフトについて
モーダルシフトとは、輸送手段の転換のこと。
JR貨物は、大量性、定時性、環境性といった鉄道特性を生かし、鉄道へのモーダルシフトを推進しています。
自然環境保全にも繋がる環境に負荷をかけない「モーダルシフト」の推進を行い、運送業の深刻なトラックドライバー不足の減少に歯止めをかけています。
JR貨物上場時期は?
上場が噂され、運送業界を救う救世主として社会問題を解消してくれるかもしれないJR貨物。
しかしながらJR貨物は2018年に起きた未曾有の大災害により深刻なダメージを受けています。
夏の集中豪雨や台風21号による甚大な被害、北海道胆振東部地震など、近年まれにみる量の自然災害により全国に足の長い貨物はその影響を受けてしまいました。7月豪雨はトラックや船による代行輸送のほか別線を経由した迂回運転を実施する事態に。
これら災害の影響で9月の輸送実績は前年同月比75.7%にまで落ち込んでしまいました。
またJR貨物は路線使用料の問題もあるらしく路線の値上がりがあれば赤字転落もあり得ると言った話もあります。上場に向けて正念場を迎えていると言ってもいいと思います。
JR貨物の上場に備えてすべき準備
JR貨物IPOを購入するには、ブックビルディング期間中に証券会社で申し込んで、抽選に当選すればで購入できます。
大型IPO上場の際は主幹事証券はもちろん、それ以外の証券会社からも申し込むことが重要です。
株式数が多いので当選が比較的容易になります。IPOは勝率が高く利益が出る確率が高いです。
まとめ

JR貨物は日本の未来になくてはならない素晴らしい会社だと思います。
私は子どもの頃に近くの高島線を走る貨物列車を見て連結数の多さと迫力に圧倒された記憶があります。
日本全国を股にかける鉄道会社はJR貨物のみです。
そして環境保全にも直結する事業形態と、日本の未来を担う運送業の救世主として可能性は無限にあると強く感じます。
今後はネット通販形態の多様化により、以前にも増して運送業のニーズが増加するかもしれません。
そんな中、今回JR貨物を調べてみて鉄道は渋滞もなく時間通りに届くという点でもかなり信頼できるサービスであると実感しました。
日本の物流を救うのは間違いなくJR貨物でしょう。
JR貨物の詳細に関しては新しい情報が入り次第随時、紹介していきたいと思います。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!
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